「がんばれない」けど「がんばりたい」

ITエンジニアの仕事のこと。AI、機械学習、ディープラーニング。地頭力。車のこと。

ベクトルを逆転して考える

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地頭力』との出会い

エンジニアとして、
社会貢献って、どうやったらいいのかな。。や、
プレゼンテーションを社内でやった時に『伝えるとは?』って難しいと実感したりして。。

 あ、この辺りの記事です。。

studio23c.hatenadiary.jp 

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ここ最近(でもないんですけど・・)、技術力としてのエンジニアリングも大事だけど、社内の課題を見ていて「そこ、ちゃんと、うまく、なんとかスムーズにやろうよ!」って、より意識するようになったとです。(博多弁

で、そんなことを考えていたら、
自分自身が、そもそもちゃんと出来ていない。。
というのと、ちゃんと「考えようとしていなかった」って言う事が、この年齢になって、気付いた。気付いたというか、興味が湧いた。


そのきっかけとなったのが、こちらの本(可愛いぃ)。

まんがでわかる 地頭力を鍛える

まんがでわかる 地頭力を鍛える

 

 

「まんがでわかる」シリーズは、”ざっくり、わかる”。逆に言うと、”詳細はわからない”。なので、ざっくり解ったあとで、同・著者のこれを読みました。

地頭力を鍛える

地頭力を鍛える

 

 
そもそも、どうやって『地頭力』のキーワードに行き着いたかは、忘れたんですが、確か「社内でCSCWの共有プレゼンをやる」ってなった時に、そもそも「人に伝える」ってことをイロイロ調べたりして、行き着いた記憶があります。


『ベクトルを逆転して考える』とは?

地頭力は3つの思考からなっているとのこと。その中の1つに仮説思考というのがあります。この仮説思考については、また別の機会にでも詳しく書こうと思うんですが、この仮説思考の本質について『ベクトルを逆転して考える』と述べられています。

いろんな本で同じようなことが書かれてあるので「なんだよ・・」って言う方々も多いと思うのですが、考える力の1つとして地頭力に出会って、そもそも仮説思考を実行することが、いままでの自分に対してイノベーション的発掘でした。そして、それをチャンと知りたいって思ったのと、身に付けたいと真剣に思ったんです。

そんな背景から仮説思考の本質である『ベクトルを逆転して考える』を意識するように。また出来るように、新ためて自分が何かを考える時に、そうしているか?と自問できる癖をつけようと思って今回は書いてみました。

 

『ベクトルを逆転して考える』の例え

  1. 「始め」からではなく「終わり」から考えること。
  2. 「手段」からではなく「目的」から考えること。
  3. 「自分」からではなく「相手」から考えること。
  4.  売れないセールスマンにならないために。



「始め」からではなく「終わり」から考えること。

 

たとえば何かタスクを与えられた!としましょう。
この時タスクに対して具体的なアクションを考えますよね。

「まず明日からのアクションを考えなきゃ」

「それが終わったら、明日以降、、そして次は来週の計画を・・」

 

これだと逆転してないんです。下のように考えよましょーよと。


「まずは、プロジェクトの『最終報告』のことを考えよう。
 具体的に『誰に』『どんなメッセージが』伝われば良いか?」


って事です。って、偉そうに書いていますが、プログラマとしてチケットが切られた場合を想像してみると、

  • 最終的に、どんな状態になっているべきか?
  • そして報告すべき人は、どんな人であるか?(チケット起票者?)
  • 最終状態時に、どんなメッセージ(アウトプット)を伝えられたらベストか?
    (やばいこと や不具合など)

って感じになるのかな。ここまで考えて、あとは逆から細かい「やる事」の優先順位とスケジュールに落とし込む。そして、アクション!



「手段」からではなく「目的」から考えること。

 

言い換えると『「現状」からではなく「目的(やるべきこと)」から考える』です。もちろん、現状から「出来る事」を考えるのは大切なことなんですが、最終結果として重要なのは『何が達成できたか?』なので。

よく起こる「手段の目的化」も、これが出来ていないために起こっています。「手段」の方が目に見えやすいために課題検討の途中で下の様な意見がでたことはないですかね?

 

「どうせ、これやるんだから、〇〇も考えようよ!」

「せっかく、ここまで考えるんなら△△のことも考えてた方がいいのではない?」


こんな感じで目的に微調整を加える動き。これは当初の目的を自分の都合の良い目的に解釈してしまい、手段であるべき機能に対して追加を要求してしまったが故に、最初の目的を肥大化させてしまっているという例です。

この「手段であるべき機能に対して追加を要求」って、もう、目的に意識が向いていない状態なんですね。その人からの目線からすると、手段が目的になちゃってて、、


別の言い方をすると、その人の「”意見・想像・思いつき”を通すことが目的」になってしまい、誰も指摘しないで進んで、ふと気付くと当初の目的が肥大化しちゃって、見積もりや、そもそもの目的が全く違うものになってるってことに。。という悲しい事態に結構、世の中なってるよねということです。

だから、現状より先に目的を強く意識しましょうねっていう話しですね。はい。



「自分」からではなく「相手」から考えること。

 

こいつは、コミュニケーションについてですね。コミュニケーションで重要なのは、「自分が何を伝えたいか」ではなく「相手に何が伝わったか」です。これ、だいたい出来てないですよね(笑。だから意識しようと。本で紹介されているのを引用すると、

  • 「コミュニケーション上の問題はありません」
  • 「きちんと伝えました」
  • 「〇〇にXXと書いてあります」
  • 「あれほど言ったんですが・・」

こういう言葉を使っている人はコミュニケーションが苦手な人で、ベクトルが逆転していない。「伝え側から」の論理になっちゃってて、相手に実際、どこまで伝わったのか?相手がどこまで理解したのか?といった観点は、一切入っていないですよね。



「売れないセールスマン」にならないために。

最後に↑という題で例が書かれてあったので心に刻むためにブログでアウトプットします。セールスマンは、売らないといけない。つまりお客に対して自社の商品がイカに良いものか?を伝える必要がありますよね?

「伝える」というのは、セールスマンに限ったことではなくて、仕事している・していないに関わらず、生活している=生きていくのに避ける事が出来ないことっす。

と言いつつ「生きる」まで範囲を広げると、ちょっと言いたいことが伝わりずらいので、領域を「仕事をする場面」に戻します。

伝える(=プレゼンテーション)時のポイントは大きく2つです。

 

1つめは『思考』。2つ目は『準備』です。

 

まず『思考』について。
プレゼンや会議をする時に、こんな風にしている人結構いますよね?

1. まずは報告したいアジェンダを説明し
2. そして個々の報告の説明に入る


え?!何がイケナイの??って思った人(実は私も)が結構、居るかも。でも、この思考で考える人は、『逆転していない人』に入ります。じゃぁ『逆転している人』は、どういう思考で考えるかというと。

  1. この報告が相手にとってどういう意味があり、
  2. 相手にどうしてほしいか?

これを最初に伝えることから始めている人です。目的の確認ですね。「課題」や「アジェンダ」は、『”話し手側から” 伝えたい内容』であって、その説明は、その後で良いんです。

 

次は『準備』について。

逆転していない人は、完璧主義でスライドなどの準備に余念なく、完璧に作成しようとします。え?!悪い?(笑 って思うかもなんですが、悪いというよりも、この思考の問題点は、「相手」という発想が欠落している点なんです。

なので逆転している人は、

  • その会議の出席者は誰か?
  • どのキーパーソンにどんなメッセージを送り、どうなってもらえば良いのか?(単なる理解で良いのか?承認なのか?)
  • どんな行動を聞いてもらった人に取ってもらいたいか?

ということを、まず考えて、これらを意識して伝える言葉や資料に入れ込んで準備をするんです。

 

まとめ

仮説思考の本質である「ベクトルを逆転して考える」についてアウトプットしてみました。この本質をベースに、あと幾つかのポイントを繋いで考えることが仮説思考なので、別の機会に、もう少し書いてみようと思っています。