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フレームワーク思考 #3 〜分類したら分解?〜

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フレームワーク思考のステップの3つ目と最後のステップ4つ目の事を書いていこうと思います。ステップ1「全体を高所から俯瞰する」の記事の冒頭でも書いた通り、

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分解力には前記事の『分類』『分解』があります。

 
●『分類』についてはコチラ。

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フレームワーク思考のステップとして分類(足し算)の次ステップとして紹介されているので、分類が終わってから分解にと思っているのですが、必ずしもそうではないと今のところ個人的には思っていますが果たして・・。


1)『分解』とは因数分解「掛け算の分解」

分類では切り口が決まって必然的に決まる要素を用いて全体を分類しました。そして、これは分類要素を足し算することで全体になる特徴を持っていて、そういう観点で要素を出しました(と思っている)。

今度は、切り口は変えずに、その切り口(例|単位世帯 or 単位面積)に対して何を掛けると全体になるか?というところの「何」部分の要素を出して見ることだと思っています。

 

むずかしい・・

面積』という切り口を考えたとすると、本の例を引用するが、たとえば(足し算の)分類要素としては(市街地+郊外)という要素が出る。勿論、その他の要素になることもあるでしょう。本では、例として「市街地」と「郊外」を用いているということ。

そして『分解』の方は、上に書いたとおり掛け算で表されます。
先に本の引用説明を振り返ると。

 

全体として1つに見えている対象要素を
複数の構成要素に分解することによって、
対象要素に関する因果関係をより深堀して
何がキーとなる要因か、
どれがボトルネックになっているか。
あるいは何をするとどういう効果が表れるか

 

切り口の『面積 』に対して何を掛けると全体になる?と考える。

 

全体=面積 x 単位面積あたりの本数

と表せることが出来そうという想像仮説が出来る。さらに、この要素を因数分解していけばいくほど、全体に影響する要素を細かく出せる。たぶん、要素数は多い方が少ないよりも良いんじゃないかと。なぜなら、その要素のうち、どれが一番影響のある要素か?が分かりやすくなるから。それが目的!そして逆に何がボトルネック要素なのか?もわかる。

『分類』の方がステップとして先になるか?というのは、まだ個人的には疑問。ただし『切り口が決まれば、分類も自ずと決まるもの』として本ではかかれてあるので、やっぱり、きっとステップの順番としては、当たってるんだろうな。。



2)全体最適ボトルネックから考える

ここまで行ったら各ステップの各要素を再び全体を俯瞰する。

なぜかというと、これまでのステップで、全体俯瞰から分類、分析というマクロ>ミクロへ分解してきたため、無意識のうちに最初は見えていた全体像を見失っている可能性があるから。

 

全体パフォーマンスの精度、あるいはアウトプットの質・量はボトルネックのパフォーマンスで決定される。常に考えておかなければいけないことは、最終結果の精度を決定するのは「1番精度が低い」部分であること。

本からの引用です。

 

2つポイントがあると思っていて、

  • 全体パフォーマンスの精度は、ボトルネックのパフォーマンスで決定される
  • 終結果の精度は「1番精度が低い」部分

 

特に2番目の「1番精度が低い」部分が影響度が高い点を意識しようと。その他の要素は幾ら詳細に落としても全体の精度向上には繋がらない。ということ。

 

全体を見ていないと自分がわかるところ、あるいはできるところのみに集中するあまりに全体のアウトプットの精度を考慮しないで一部分だけに労力をかけてしまうということがある。常にアウトプットとボトルネックとの関連というのを頭に入れておく。

 会社組織も同じで、大きな組織に属しているほど、こうした当たり前のことを忘れてしまいがち。ですよね^^



3)フレームワーク思考の留意事項

と、フレームワーク思考について書いてきましたが気をつけておきたいこともある。

  • 「全体を高所から俯瞰する」
  • 「分類する箱を先に作って分類する」
  • 「分解して影響する要素を洗い出す」

なかなか良いんですが…個人の思考の癖を取り除くために全体を俯瞰し「大分け」から「小分け」にするフレームワーク思考は、よく観察すると、最初の絶対座標軸を決めるところで、既に個人の思考の癖が入っているのではないか?というジレンマ。

つまり最初の時点で思考の癖を取り除くと言いつつ自分の考えが絶対正しい』と言っているんじゃないか?ある「切り口」にしたがったアイディアしか出てこないのではないか?そういうリスクは確かに存在する。としている。

ではKJ法などの手法によるボトムアップで分類するのか?これに対しては、前記事でも書いたように、斬新なアイディアが出しにくいことや、そもそも分類結果の粒度があわなかったり、さらに「抜け漏れ」がでたりなどのフレームワーク思考ではOKだったことがNGになってしまうリスクを持っている。

本を再び引用すると、

こうしたブレーンストーミングの際におすすめするプロセスというのは、まずフリーにアイディアを抽出するのと平行して、ある程度アイディアが出揃った段階で最適のフレームワークを選択するのである。そうすれば「専制的な考え方」を強制することなくアイディアを抽出するとともに、その「抜け漏れ」のチェックを行うことが可能となるのである。 

 「先に固定した枠(箱)をつくらずに」というところが重要そうだなぁ。。

 

とりあえず、合っているかは分かりませんが、『地頭力』を構成する思考の1つであるフレームワーク思考について3記事書いてみました。まだまだ、本を読んでまとめている最中なので、ぜひコメントして頂けると嬉しいです!